S45.11/23伯備線の撮影の帰りに糸崎機関区に寄った。
曇り空の夕方、人影のない機関区に何台ものD51の姿が見えた。そしてC62が。初めて見るC62である。しかしすべてプレートがはずされ、白ペンキでナンバーが書かれている。解体を待っているのであろう。 C62の正面に三脚を立てて8ミリカメラをセットした。レバーを引き、ワイドからテレへ電動ズームのスィッチを押した。ファインダーのなかで、C62が前進してくるように大きくなってきた。 そのC62-37の横にC59があった。子供のころ黒崎駅でよく見、何度もこのカマが引く列車に乗ったものである。懐かしいと同時に寂しかった。暗い気持ちで機関区を後にした。 ところが最近になって、このC59-164が京都梅小路蒸気機関車館に静態保存されていることを知った。廃車されていなかったのだ。なんだかほっとした温かい気分になった。いつか見に行ってみたいと思う。
by unnsai3
| 2005-01-14 23:12
| 伯備線のSL
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